VIVE Proハンズオン 〜Mini DisplayPort接続の罠〜

ついにVIVE Proを入手しました!

既に体験された方も多いかと思いますが、今回は企業向けのVIVEビジネスエディションからのアップグレードにトライしたいと思います。

検証環境

今回のアップグレードに使用するのは、ALIENWAREというゲーミングPCにVIVEビジネスエディションを接続した環境です。

それぞれ簡単にご紹介します。

ALIENWARE

DELLのゲーミングPCブランドがALIENWAREです。

「宇宙最強のゲーミングPC」のキャッチコピーの通り、強烈なパフォーマンスを発揮します。

端末デザインは各所にLEDを配し、冷却に優れた構造になっており、CPUやGPUのパワーを余すことなく発揮することができます。

また、マクロキーや視線認識機能付きのカメラも備わっており、作業効率に優れています。

今回使用したのは2018年2月生産のALIENWARE 15インチ プラチナモデルで、フルカスタマイズしており、GeForce GTX 1080(Max-Q Design)を搭載しています。

外部映像出力としてHDMIとMini DisplayPortを備えており、VIVEはHDMIで接続しています。

また、USBポートは3.0が両側面に1つずつ用意されていますが、VIVEは右側しか接続できませんのでご注意ください。

VIVEビジネスエディション

※商品のリンクは通常版のVIVEがVIVE PROへと換装するためのアップグレードキットです。

本記事で紹介するVIVEビジネスエディションは、VIVEの商用利用を想定したもので、高い稼働率・複数人での利用でも12ヶ月の製品保証が受けられたり、4個の交換式フェイスクッションが付いていたりするグレードです。

中でもPCとヘッドマウントディスプレイの接続ケーブルを延長するエクステンションBOX・3in1ケーブルが同梱されていることが通常のグレードと大きく異なっています。

また、ヘッドマウントディスプレイの一部には水色のアクセントが入り、通常のグレードとの差別化が図られています。

接続検証

それではアップグレードにトライしていきます。

ヘッドマウントディスプレイとリンクボックスの接続:OK

VIVE Proのヘッドマウントディスプレイとリンクボックスの接続は、従来の3in1ケーブルから、写真の独自規格の線に変更となっています。

これは挿すだけなのでそのまま挿します。

コネクタには表裏があり、VIVEマークがリンクボックス側と重なるようになっています。

ちなみにリンクボックス側の水色のボタンはヘッドマウントディスプレイの電源で、手軽にヘッドマウントディスプレイをオン・オフ出来るようになりました。

リンクボックスとエクステンションボックスの接続:NG

次に、リンクボックスとエクステンションボックスの接続にトライします。

写真のように、VIVE Proのリンクボックス側はMini DisplayPortとなっており、これをDisplayPortに変換するケーブルが付属しています。

一般的なグラフィックスボードへの接続であれば問題ないのですが、エクステンションボックス側は3in1ケーブルが挿さるようにHDMIになっており、このままでは挿さりません。

今回はエクステンションボックスを活かすべく、Mini DisplayPortをHDMIに変換します。

写真のように、Mini DisplayPortからHDMIへの変換ケーブルを接続し、電源は3in1ケーブルを使用しました。

ACアダプタの仕様上は規格が同じなので問題ないはず…

後は通常通りSteam VRを立ち上げます。

。。。が、上記のようなエラー画面が出ました。

その後、種々の変換ケーブルを試したり、エクステンションボックスを省いてALIENWAREに直接HDMI接続したりしましたがどれもうまくいかず。

HDMIに変換していることが問題のようなので、エクステンションボックスの利用を諦めます。

リンクボックスとALIENWAREの接続:Mini DisplayPortケーブルが必要!

 

最終的に、ALIENWAREのMini DisplayPortへ変換無しで直接接続し、起動を確認しました。

写真の白い線が、Mini DisplayPortの線ですが、両側Mini DisplayPortの線は通常のPC利用の範囲では基本的に使用しないため、大手メーカーも生産しておらず、家電量販店では取り扱っていませんのでご注意ください。

私はAmazonで購入しました。※1.2以上の規格の4K対応品が必要です。

まとめ:DisplayPort出力の無いPCは接続方法に注意!

いかがでしたでしょうか。

これでVIVE Proを楽しむ準備ができました。

次回はVIVE Proの使用感についてご紹介したいと思います。

なお、皆さんの環境によっては今回紹介した方法でも対応できないかもしれません。

そんな時はフルサイズグラフィックスボードを接続できる、Alienware Graphics Amplifier(写真)などを使用することも視野に入れてみてください。

こちらについてはまた機会があれば詳しくご紹介させて頂きます。